会社がない!

目が覚めたら、会社がなくなっていた。その世界は、幸せか不幸せか?

夢をかなえる働き方

息子の夢

「そろそろ、ミノルが帰ってくるころね」 妻は腕まくりをしながら言った。 「そうね」 長女も続いて腕まくりをする。 そして彼女らは、夕食の支度を再開した。 ミノルとは、小学三年生になる長男である。 家で読書やゲームをするより、外で遊ぶのが大好きな…

ステーキな夕食

「し、しかし、そんなので本当にやっていかれるのか?」 自分でもうるさい質問だとわかりつつも、不安が収まらず、再び確認してしまう。 認知症と診断され働けなくなった私と、小学三年生になる長男というお荷物を抱え、妻と高校一年生の長女の労働時間は、…

ついに問う

「なに怒っているのよ」ヒートアップする私と随分落差のある少しだけ尖った口調で妻は返した。「4時間労働で何が問題あるっていうの?」 「問題大ありだろ!」私の声のボリュームは、抑えきれずあがる。平然と答える妻の態度がふてぶてしく感じられたからだ…